俺たちに明日はない、こともない。

こっちと向こうと今と昔と。

カンチャナブリ―へ 15 ~旅の折り返し点。タムクラセーからクウェー川鉄橋駅へ。ここで降りたら列車はないぞ。~

 

洞窟でたっぷり涼んでから駅の方にとぼとぼ戻る。

タムクラセー駅からは私のように

ナムトクまで行ってから折り返し戻ってくる列車を待つ人もいれば

ツアーのお迎えバスにのる人もいる。

さて、列車は時間通りに来るのだろうか。

ぞろぞろと人がホームに集まってくる。

もうだいたい勝手がわかったから人から離れて後ろの方に歩いていく。

13:43 列車が来た!たいして遅れていないじゃん!

 

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よくぞ戻って来てくれた!

 

乗り込んでみると来た時と違って木のイスじゃない。3等か、これ?

今度はヒヨコ達もおらず中はガラガラだ。

来た時と同じ川の側、進行方向向かって右側に座る。

あ、扇風機!!

通路上を見上げるとしっかり動いている。

よしよし。

けどあまり涼しくないな~

来た時と違って気温が上がっている。

進行方向右側はまともに日が当たるので何枚か写真を撮ると左側に

避難することにする。

 

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クッションがある!ここに乗っていいのか、と一瞬あせる。

 

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          さっき歩いたところを列車で通る。

 

 

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対岸の様子。宿泊できそうだな。

 

切符は車内で購入。

100バーツ札も持っていたがここで崩せるかなと思って500バーツ札を

出してみる。

ノー、ノー!

やっぱり無理か。どこかに書いてあった通りだ。

あとはひたすらボケーッとする。

窓から吹き込む風は生ぬるい。

ときたま飲み物を売りにくる人、写真を売りにくる人がいる。

ガタン、ゴトン

列車は軽快に走っているようである。

 

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線路がカーブして、あ、ここは覚えがある、と思ったら

暫くしてクウェー川鉄橋にさしかかる。

車掌が通路をまわってくる。

来た時に見ているからもう大丈夫!

橋を渡ってどうやら駅らしいところに停止。

よっこいしょ。

右、左

どちらに降りるのだろうか。

前の人にくっついて降りるがどちらでも構わないんだね。

クウェー川鉄橋駅

立ち止まって辺りを見回す。

やがて列車が動き出しこちらは自然と見送るような形になる。

さあ、これできょうバンコクに戻る列車はない。

なんとかカンチャナブリ―のバスターミナルまで辿り着く方法を

見つけなければ。

WiFiもガイドブックもなくて

文字通り右も左もわからない。

振り返ればクウェー川鉄橋が。

どうにかなるだろう、取り敢えず観光!

気持ちを切り替えて橋の方に歩いていく。

 

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クウェー川を望む。鉄橋が写ってないけど。

 

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クウェー川鉄橋駅到着!

 

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反対側のホーム。

 

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行っちゃった・・・