カンチャナブリ―へ 8 ~タクシーに乗って。着いたよ~!
ちょっと脇道にそれますが、
「サタニ―ロットファイ」。
これは「駅」を表すタイ語のつもりで使っています。
ご承知のとおりタイ語の発音は難しいですが
「サタニ―」のところはカメラのシャッター、商店のシャッターというときの
「シャッター」を「サッター」に置き換えて「ニー」を
くっつける。
「ロットファイ」の「ト」はほとんど発音せず
「6杯」の「ぱ」を「ファ」に近づける感じでしょうか。
BTSに乗ったときの車内アナウンスがそんな風に聞こえたので
真似してみました。
さてさてコンビニ前で乗ったタクシー順調に進んでいきます。
ラウンドアバウトを過ぎて何度か道を直角に曲がる
頭の中で大体の方角をイメージしているがまさにその通り。
角刈りのおっちゃんの運転は手堅い感じ。
徐々に明るくなってきてぼんやりと街並みが浮かびあがってくると
何か日本と一緒だなー、などと思う。
朝の気配。
すると開けた感じのところに車が止まる。
おっちゃんが前方を指差し
「○△□・・トンブリー・・」
と言ったような。
え、ここマーケットじゃない?
広い敷地にテントのようなものが立ち並んでいる。
戸惑いつつあらためておっちゃんの指さす方を見てみると
確かに駅舎の屋根のようなものが見える。
そうそう、ネットで見た写真もこんなんだったかな、と合点がいく。
「オー、コッフン カップ!」
いくらだったか忘れたけれど料金を支払う。
(メーターの額に違和感を感じなかったのは覚えている。)
おつりはもらわない。
おっちゃんがニコリとする。
こういうのって何か気持ちいいよね。
いい一日になりそうな予感。
それにしても早く着き過ぎた。まだ6時半を回ったくらいだ。
駅の方へ歩いていく。
勿論改札はなくて出入りは自由だ。
ホームにいるのはタイの人ばっかり。ばっかりというにはかなり少ない。
欧米人観光客の姿も皆無である。
窓口(すぐに分かる。大きな建物ではないのだから)で早速切符を購入。
「タムクラセー ワン パーソン プリーズ。」
英語も混じる。
100バーツ。
あとは列車に乗るだけだ。